ホーム » 高速化虎の巻 〜 PL2 〜 »

高速化虎の巻 〜 PL2 〜

あなたのふつうのプログラムは、もう CPU を新しくしてもそのままでは速くなりません。枕を高くして眠りにつくためには、プログラムが並列に走るようにしておくことが必要です。

ここでは、並列プログラミング業界のトレンドを紹介し、各 LL における並列プログラミングの現状をざっと眺め、未来の並列 LL を妄想します。

出演

  • 高山征大(@mootoh)、並列プログラミングフリーク。
    株式会社東芝にて、並列プログラミングモデル “Molatomium” の並列バーチャルマシンを開発した。今年1月に並列プログラミングカンファレンス”並カン”を主催し、100人の参加者を並列の色に染めた。並列LL言語について講演予定。
  • 村主 崇行(@nushio)、宇宙物理学者。
    Haskell初の本格的なゲームMonadiusの作者。人手による並列プログラミングにうんざりし、偏微分方程式シミュレーションのための並列DSL「Paraiso」の開発計画をぶちあげ、京都大学白眉センターのポジションをゲットした。
    普段使っている並列マシンや、Paraisoの青写真について講演予定。

司会

  • 藤田将洋(@syoyo)、SIMD野郎。
    PowerPC AltiVecから始まり、x86 SSE/AVX、ARM/NEON、CUDA/PTXなど各種SIMD ISA に手を出す。ハンドオプティマイズによるSIMD最適化に限界を感じ、独自SIMD DSL(ドメイン固有言語)による自動SIMD最適化を構想したり、LLなコードをLLVM中間言語に変換して高速実行するなどの試みを行う。最近のお気に入り言語はHaskell。