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[プログラミング][言語]LLRing

Posted by Onion開発日記 at 2006-09-04 17:56
9:00頃にインターネット喫茶を出発して、秋葉原で少し時間をつぶした後に、地下鉄で新木場へ。新木場に到着して駅から外に出たところで、soutaroさんと偶然合流して、会場へ。 Language Update 正直、毎年のことで、そろそろ飽きてきた感もあるLanguage Update。実際の発表順番は順不同なので注意。 Scripting for Java Platform 櫻庭 祐一 横河電機 Dukuleleを鳴らしながらの発表。内容は、JDK 6でJavaからスクリプト言語を呼び出すためのAPIが標準ライブラリに取り込まれるよというお話。内容については、既に知っている話だったので特に印象は残らなかったが、Dukuleleで弾き語りというのは新鮮だった。ただ、照れがあったのか、途中からトーンダウンしていたようなのは残念。 FORTH 別府 政通 構造計画研究所 FORTHは拡張性が高く、実装もしやすい言語だよ&今でも現役だよというような感じ。個人的には、FORTHスゲーと思わず言ってしまうようなのを期待していたのだが、そういうのでは無かった。残念。 awk 斉藤 博文 日本 GNU AWK ユーザー会 去年の発表と内容がかなりかぶっていたこともあって、あまり印象に残っていない。 ActionScript 上条 晃宏 アドビシステムズ社 Scheme (Gauche) 川合 史朗 Scheme Arts ハワイから生中継 唯一、ハワイから生中継という形での発表。内容は、もうすぐ次の仕様であるR6RSが出るよー、というお話。音声によってスライド切り替えの指示を行っていたせいで、切り替えのタイムラグが発生していたのがやや気になった。 Python 柴田 淳 ウェブコア/日本Pythonユーザ会 Squeak 梅澤 真史、南谷 千城 Squeak-ja 前回もそうだったが、今回も斬新なデモをして会場を湧かせていた。ちなみに今回のデモは、Croquetを使った仮想?ペアプログラミング。 Haskell 酒井 政裕 慶應義塾大学大学院 一番手だったせいかかなり緊張されていたようで、ものすごい早口だった。内容自体はふつうのHaskellの紹介といった感じだった。 OCaml 松本 宗太郎 筑波大学大学院 初参戦 馬?(後にラクダと判明)の被り物をかぶって参戦。発表スライドの所属も「富士サファリパーク」になっていた。内容自体はごくふつーのOCamlの紹介だったが、途中で酸欠になって苦しそうだったのが、会場の笑いを誘っていた。今回唯一、体を張った?発表だったように思う。 PHP 廣川 類 日本PHPユーザ会 Ruby まつもとゆきひろ ネットワーク応用通信研究所 毎年のように起こる、プレゼンの呪いは今年は起こらなかった模様。 内容は、Ruby1.8.5リリースしましたというもので、いたってふつー。 JavaScript 天野 仁史 ガイアックス/Shibuya.js 初参戦 Perl 竹迫 良範 サイボウズ・ラボ/Shibuya.pm use Dan::Kogai; これにつきる。 Lisp 中村 正三郎 アンテナハウス本社グループマネージャ 内容は一言でいうと、「Lispサイコー」。 LLで関数プログラミング 関数型プログラミングの定義やそのメリット・デメリットなどについてスピーカーがディスカッションするセッション。Lisp系の人とOcamlやHaskell系(とくくるのが正しいかはわからないが)の人で、関数型プログラミングに対する認識の違いが見られたのは面白かったが、議題の設定の仕方がまずかったのか、議論が発散しがちだったのはイマイチだった。 対戦「じゃんけん2.0」 Ruby,ActionScript,JavaScript,awk,Pythonの5つの言語で書かれたじゃんけん対戦プログラムについて、お互いに対戦させて勝敗を競うというセッション。Pythonの人がワンライナーで書いてたり、awkがネタに走っていたのが印象的だった。逆に言えばネタに走らなければ面白みにかけるとも言える。唯一?ネタに走らず勝つためのアルゴリズムを実装してきたJavaScriptが、圧倒的な強さで優勝していた。 キミならどう書く 正直言うと、かなりウトウトしていた。自分はWebアプリケーションフレームワークというものにあまり興味が持てないのかもしれない。内容については、あまりよく覚えていないので、特にコメント無し。 LL Gong LLで作った作品を自慢するセッション。Lightning Talkみたいなものか。 発表者による出来不出来が一番激しいセッションだった。 c-wrapper Gauche 小黒 直樹 ウルシステムズ とっても簡易なGaucheのFFIによる外部ライブラリ呼び出しをデモ GaucheからCライブラリを経由してRubyを呼び出すデモは傑作。かなりウケた。 制約ベースのアニメーション生成系MEPHISTO Gauche 久井 亨 クロネッカーズデルタ Gauche-glを使った3Dアニメーションの生成システムをデモ 去年のLLDNや未踏ユース成果発表会などで、何度も見ているせいかイマイチ新鮮味にかけた。発表自体は良かったと思う。 every spam is sacred...? Python 名取 伸 東京大学大学院 無駄にグラフィカルなspam対策およびpythonプラグインをデモ 脆弱なCGIプログラミングの常識・非常識 Perl 西山和広 日本Rubyの会 脆弱性のあるプログラムがいかに書かれやすいか、どう対処するかをデモ うーん。このイベントの参加者は、一度どこかで聞いたことがあるんじゃないかなあ、ということありきたりな話ばっかりだったのが残念。 HaskellでGUI Haskell shelarcy I/O Monadに依存せず、関数型言語ならではのGUIプログラミングができることをデモ 話自体は興味深いのだが、発表が致命的にまずいように思えた。スクリーンに小さいフォントで書かれた大量のコードを表示して、ここがこうなって〜とか説明されてもわからない。 真のLinuxカーネル向けシェル C (binfmtc / realksh.c) 上川 純一 Debian Project C言語でのカーネルプログラミングを雰囲気だけライトウェイトにしてみました tcsh -> realcsh、ksh -> realkshへの話の運び方が大変うまい。 世界の果てから漢字変換! Sumibi.org Gauche 西山 清香 Sumibi Project http:/www.sumibi.org/ をデモします。たった5分なので難しいことはやりません 機能的には便利そうだが、リストボックスから変換候補を選択するのはちょっと使いにくいような気がした。AjaxIMEみたいなインタフェースにすることはできないのかな。 Plagger is a LL Plagger 竹迫 良範 Shibuya.pl Plaggerの豊富なプラグインと言語仕様について解説 なんでもPlagger。大量のスライドを短い時間で消費しつつ、ウケを取ることを決して忘れない姿勢に圧巻。このセッションで一番楽しめたプレゼンだった。 抽選会 リング上から投げられたボールをうまく受け取れたら、景品をもらえるという抽選会。自分は上に書いたPerlネットワークプログラミングという本があたった。
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