皆さん初めまして。akano と申します。普段は某有名 SI にて PG(たまに SE)をしております。仕事で触る言語は専ら PHP +JS ですが、大学の授業で受けた Prolog が密かに好物だったりするちょっくら天の邪鬼な U30 です。LLカンファレンスは昨年客として触れ、今年はスタッフとして関わらせて頂くことになりました。
今回の LLFuture にて Webページの制作(CMS導入)のお手伝いをさせていただきました。ある程度時間的に限定した中の作業で、昨日の公開後も何かしら不具合を頻発させておりましたが、デザイナーのもんちほし共々、本業の傍らという制約の範囲内で、いい感じの仕事ができたのではと思っております。皆さんのお気に召せば幸いです。
この公式サイトは今後、プログラム等の必要な情報の他にも、いろいろと遊び的な要素を含めつつ更新を行おうと考えております。よろしければ、当ブログ共々、更新チェックをしていただけますと幸いです。
ちなみにCMSは、階層構造を持つページの追加が行い易いという理由で MODx を採用しました。
今回、システムエンジニアとして一番大変というか、時間を使ってしまった部分はトップページです。
このサイトはサイドバーに Webページ内検索機能を付けましたが、これは MODx のスニペット(いわゆるプラグイン)の導入により実装しました。Web上のリファレンスを読みさえすれば、導入そのものは決して難しいものではないです(めんどくさいですが)。が、これが後々の不幸を呼ぶことに。
実行委員会の試合(この委員会では会議のことを試合と呼びます)のときまでに作成していた Web のドラフトでは、今でいう「開催案内」がトップページになっていたのですが、正直いって字がびっしりのページが看板のサイトはあんまり見てもらえないし、手を抜いていいよと言われてもぶっちゃけ初公開時が一番集客としてはチャンスなので、休日がてらちょっと作り込むことにしました。
んで、急遽トップ絵をパートナーのもんちほしに作成したのはいいものの、流石に全く違う HTML のページを作るのは無理。ということで、ページタイトルにあたる h2 タグの要素を CSS でいじることにしました。
そのとき、他のページの h2 と色合いで調整(力強いイメージで黒くか、明るさで淡くか)、ということをずっと悩んでいろいろ試したのですがどれもしっくりこなかったのですが、
日の出とか、地平線の向こうとかいう意味のこめて、フェードイン
にしよう、と思いつきました。
勿論、仕事で jQuery に触っていたのでヘッチャラかと思っていたのですが、問題になったのは先ほどの Web ページ内検索。Ajaxを使って行うためシステム内部的に prototype, scliptaculous に依存するらしく、どうしてもうまくいきません(理由は不明なのですが、scriptaculous の Effect.Appear がどうしても IE6 で動かず。。。)。また、このWeb検索はそれらを含む検索用の JavaScript のライブラリを呼び込み勝手に HTML の head に記述してくれるのですが、そんライブラリを読んで傾向と対策考えたりしちゃったらそもそも CMS を導入して手を抜く意味がないって!! ということで別の方法を取ることに。
取った方法は以下 3 点。
- Web検索システムがJavaScriptライブラリを読み込む場所より後に jQuery を呼び込む。
- $ 関数の衝突を回避する
- jQuery の fadeIn 関数の挙動が気に食わなかったので、jQuery に手を突っ込む
jQuery の突っ込む場所はすぐに検討が着きました。デフォルトでは display:block; にするところを display:inline; にしたかっただけなのでブラウザの検索機能でさっくり見つけてちゃちゃっと編集。ついでにフェードインの時間も自分の好みのものに変更させてもらいました。
もし気が向いたら、汎用性を重視した感じで外部化してもいいのでしょうけど、まぁ、今回はこのページを作るためだけのことなので、こんなかんじでいいのかな、と。ただグラフィカルな点に関してはどーーしてもゆずれない!という妙なこだわりも多いと思いますので、システム的な制約とそのこだわりを両立しているゲーム作成者は大変なんだろうなぁ、とちょっと想像しました(そして自分には無理っぽいなぁ、とも)。
といったかんじでそれなりにハマりつつ苦労して作ったのに、愛しの Firefox よりも safari の方が動作が奇麗なのがなんともいたたまれない感じです。Google Analytics のバカ野郎。。。
こういった感じでサイトを作っています。 今後とも皆様に必要な情報を届けつつ常識をギリギリ越えないだけの悪戯を載せていきたいと考えております。また見に来て頂けますと幸いです。